かぼちゃは馬車になるだけのポテンシャルがある
かぼちゃの馬車って言葉に聞き覚えがありますか?そうです、そういったお伽噺によく出てくるかぼちゃの馬車のことです。
いつもそこに引っかかっていて、かぼちゃの馬車……?かぼちゃが…?なんで…あっ皮が硬いから?衝撃に強いから馬が引いても大丈夫っていう?そういう?そういうことかもしれない…あとは…形…?人が中に乗れそうな馬車に適した食べ物ってたしかに少なそう…そうか…そういうことなのか…水に強そうだし…理にかなっているかもしれない…そういうことをつらつら考えているうちにガラスの靴の持ち主が見つかってよかったね!ってなってた。全然良くないだろうよ、かぼちゃの馬車のこともうちょっとみんな考えてよ。ストーリーテリングをしているほうも、そんなことを考えられているとは思ってもいなかったでしょうね。
でも最近、かぼちゃが馬車に変わるほどの力があることに気がついたんですよね。かぼちゃ、すごくおいしい。うちに秘める美味しさがすごい。なんでもできる食材じゃないですか、あと色もきれいだし、素晴らしい食べ物だ。
実家にいるときはあまりかぼちゃのことが好きではないと思っていたんだけど、自分でかぼちゃを煮たり、きんぴらにしたりしてたら大好きになってた。かわいいですね。
そして一番気に入った料理方法が、スープにするっていうもの。かぼちゃ、和食も洋食もいけるのすごいね。べた褒めしちゃう。
それで、お気に入りなのでちょっと調理方法を残しておこうかな、という話です、今回のブログは。
ではいきます。
まず最初にかぼちゃは皮を全部落とします。この皮はどうするの?って?わからん、細く切ったりして好きに食べてもいいし捨ててもいいし好きにしたまえ。わたしはだいたいポイする。なぜならそんなに皮が好きじゃないからです。
次に皮を落としたかぼちゃを煮物にするより薄く切ります。先にネタバレすると、このかぼちゃにある程度、火が通って柔らかくなったら木べらなどで潰して、かぼちゃスープのもとになるようにするし、ある程度かぼちゃのつぶを残して具にするので、1.5cmくらいに厚さに切るとちょうどいい気がする。まあ切るときの気分で!楽しく!
かぼちゃをこんな感じにして、いい感じの鍋に入れます。ちなみにこれは、片手で持てるくらいの1/4のかぼちゃです。手の大きさは普遍じゃないから表現としてはよくないよね、数字があってよかったね。食べたい量のかぼちゃを各自ゲットしてください。
普遍と言えば、ひとと待ち合わせする時に「階段の下で!」って言われて、新宿の!階段の下!いくつあると思ってんだ!と咆哮したことがあります。普遍的な場所を指定するとスムーズに落ち合えます。おすすめ!
そんで、皮を切り落としたかぼちゃと水を火にかけるわけです。一応500mlの水をいれたけど、そのあとに更に水を足しているので、各自かぼちゃと対話しながら水の量を決めてください。大丈夫、少しずつ足せばだいたいうまくいく。
じわじわ火にかけられていますね。
盛り上がってきていますね。ここであくっぽいものが登場するのですが、どうなんだろうね、掬ったほうが良いのか、そのままでもいいのか、よくわかりません。教えてかぼちゃ博士。わたしはなんとなく取り除きます。そのほうが料理っぽいから。
そしてお待ちかねのかぼちゃ潰しタイムです。木べらでがんがんやってるね。水が透明からオレンジ色になって美しくなります。
うつくしーーーーい!!!!!!あとこういう感じのかぼちゃが底にいっぱいできる。これを具とします。一石二鳥ってやつです。すばらしい。
そのあとにいれるのがこれら。コンソメキューブは好きな量いれたらいいとおもう。前は2個入れたけど今回は1個だけにした。自分の舌の好みで決めて。バターはなんかそれっぽいからいれる。牛乳はいれてもいれなくてもよくて、牛乳なしだともったりぽってりしたそれだけで満足…という感じのどっしりしたスープになるし、牛乳を入れるとミルキーでさっぱりした食事と合わせてもよさそうだね~!って感じの味になる。どっちも美味しいのは保証する。かぼちゃがおいしいから。まあわたしはスープをたくさん飲みたいので牛乳をばしゃーーーーといれます。
あとこのバターケースはKINTOのやつです。重たいです。でもかわいいです。
バターですね。底に沈みましたがコンソメキューブもここでいれました。
牛乳ですね。
これもいれてみましょう。あと塩も入れました。
できたのでは?
これは完全にできていますね。味見をしまくりましょう。
以上!!!!!