思い出した話

近所の居酒屋でひたすらビールを飲んで、すごく美味しい牡蠣の大葉包み天ぷらを食べた。
そこは一階と二階に分かれているタイプの、ほらよくあるあれだよ…一階に厨房がある…二階は飲み物だけで食べ物は一階から小さいエレベーターで持ち上げて提供するあれ…あのタイプの居酒屋…私このタイプのお店大好き…
そういう感じのお店の二階にいたんだけど、そこで接客してくれたお兄さんが見ていて面白かった。
どこが面白かったかって言うとだいぶお店が落ち着いた頃に急にお兄さんがカウンターに消えて、しばらくしたらカウンターの裏から煙がするすると上がっていて…そう、お兄さんがこっそり煙草を吸っていたのです。
すごい物語的でよかった。結構可愛い顔をしたお兄さんだったから余計よかった。煙草吸ったあとは缶コーヒーを飲んでにおいを誤魔化していてさらに物語っぽかった。